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生物分子をベースとした様々な課題の解決につながる材料・分析手法・治療法の開発


人間を含め生物には様々な種類が存在し、それぞれに様々な機能を有しています。また生物はタンパク質、多糖などの高分子を生産しており、これらは分析、環境循環型材料、医療用材料などとして活用することが可能です。 当研究室ではバクテリアや細胞、あるいはそれらが作るタンパク質、多糖などの生物分子をベースとして、様々な課題の解決につながる材料の開発、分析手法の開発、治療法の開発などを行っています。 昨今人間の社会活動に起因している温室効果ガスによる地球温暖化、異常気象、マクロプラスチックによる環境破壊などが大きな問題となっており、当研究室で取り組んでいる研究の成果をこれらを解決するための基礎技術に繋げたいと考えています。


Information

論文公開award

卒業生辻崎晴人の論文がCarbohydrate Polymer Applications and Technologies (IF=6.2)に掲載されました。 微生物由来セルロースナノファイバー(NFBC)の詳細な構造・物性解析に関する論文 で、長い繊維長、高アスペク比に起因する優れた機械的特性や低濃度におけるネット ワーク形成能などが明らかとなりました。今後これらの特長を活かした、NFBCの新たな用途開発につながることが期待されま す。
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B4院試合格お祝いジンギスカン

B4の院試合格お祝いジンギスカンパーティーを行いました。 B4の皆さん合格おめでとうございます!
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JA津別、日本甜菜製糖(美幌製糖所、総合研究所)、草野作工研修旅行

北海道における輪作体系の状況、てん菜からの砂糖製造、糖蜜からのナノセルロース 製造に関する理解を深めるための研修旅行を以下の日程で行いました。 原料製造から製品ができるまでの流れを理解する大変良い機会となりました。 関係者の皆様大変お世話になりました。
1日目 北見工大とのシンポジウム@JA津別
    
ジンギスカンパーティー@津別(でてこいランド)

2日目 津別町内視察、日本甜菜製糖美幌製糖所@美幌見学

3日目 日本甜菜製糖総合研究所@帯広見学、ビート資料館見学

4日目 草野作工Fibnanoプラント@江別

シンポジウムの詳細はコチラ!

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合同シンポジウム

台湾中央大学との合同シンポジウムが開催されました。田島先生が招待講演、M1の青柳、石堂、斉藤、永井、古瀬がポスター発表しました。

論文公開award

東京大学の五十嵐圭日子先生・砂川直輝先生、京都大学今井友也先生、コンフォーカ ルサイエンス田中昭子博士、田仲弘明博士との共同研究の成果がInternational Journal of Microgravity Science and Applicationに掲載されました。 バクテリアを用いた宇宙(微小重力空間)でのセルロース合成に成功しました。 将来的に宇宙でセルロースを合成するための基礎技術になります。
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第31回セルロース学会

7月11, 12日に第31回セルロース学会が熊本で開催されました。M1の石堂と古瀬がポスター発表を行いました。また、田島先生のセルロース学会賞の授賞式と受賞講演が行われました。
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B4院試激励ジンギスカン

B4の前期中間発表が終了し、院試激励ジンギスカンを行いました。B4の皆さん院試頑張ってください。
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論文公開award

D2Hamidahの論文がComposites PartA: Applied Science and Manufacturing(IF=8.1)に掲載されました。ポリオブチレンサクシネート(PBS)と類似した交互共重合体をナノフィブリル化バクテリアセルロース(HP-NFBC)にグラフト化し、PBSとナノコンポジットを作製したところ、少量の添加でも物性を向上できることが分かりました。また、このナノコンポジットはPBSと同等の生分解性を有していることが確認されました。
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論文公開award

卒業生の久語博士の論文がPolymer Journal に掲載されました (IF=2.8)。綿繊維を低濃度アルカリに浸し、液体窒素を用いて急速冷却することにより、外周部がセルロースⅡ型、中心部がセルロースⅠ型から成る複合繊維の調製に成功しました。外周部がセルロースⅡ型になることで破断強度、靭性を増強することに成功しました。これは簡便に優れた特性を有する新規セルロース繊維を調製する方法として期待されます。
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2023年度セルロース学会 学会賞受賞

田島健次准教授が2023年度セルロース学会において学会賞を受賞しました!
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論文公開award

高分子化学研究室との共同研究の成果が、太田(M2)、鈴木(D3)を筆答・第二著者としてMacromoleculesに掲載されました (IF=5.5)。 有機塩基触媒による環状酸無水物とオキセタンの開環交互共重合系を確立しました。また、本重合系をセルフスイッチ重合へと適用することでブロック共重合体のワンポット・ワンステップ合成を達成しました。
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新年度スタート!

生物分子化学研究室の新年度がスタートしました。新B4が4名、新M1が1名配属になりました。

セミナー予告セルロース学会北海道・東北支部セミナー

3月6日13:00 ~ 17:00北海道大学農学部総合研究棟W109多目的室でセルロース学会北海道・東北支部セミナーが開催されます。 参加費は無料です。皆様お誘いあわせの上是非ご参加ください。
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B3研究室見学

2024/2/14, 15に研究室見学会が開催されます。沢山B3の学生の皆さんのお越しを研究室一同お待ちしております。

論文公開award

D3久語の論文がPolymer Journal に掲載されました (IF=2.8)。希アルカリ後処理を複数回行うことで、セルロースⅡ型の結晶化度を20%程度向上させることに成功しました。この方法を用いることにより、高結晶性のセルロースII 型を調製することが可能となり、高い機械的強度を有するセルロースII 型材料の開発につながることが期待されます。
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論文公開award

高分子化学研究室との共同研究の成果が水上くんを 筆答著者として、ACS Macro Letters に掲載されました (IF=5.8)。再生可能な資源として大量に存在するセルロースから誘導されるモノマーを用い、開環重合を行うことによって様々な構造の多糖を合成可能です。また、解重合することによってケミカルリサイクルが可能であり、サーキュラーエコノミーへの貢献が期待されます。
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修論発表会

M2の3名が修論発表を行いました!大学院生活の最後を飾る素晴らしい発表でした!
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論文公開award

D3久語の論文がCarbohydrate Polymers に掲載されました (IF=11.2)。低温希アルカリ処理におけるセルロースI 型からII 型への結晶転移機構を明らかにすることに成功しました。また、低温希アルカリ処理の処理条件を調整することで、結晶転移を制御できることが示唆され、この方法を用いることによるセルロースI 型およびII 型からなる新規セルロース材料の創製が期待されます。
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卒論発表会

B4の4名が鈴木章ホールで卒論発表を行いました!皆さん素晴らしい発表でした!
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公開論文説明会

2月1日13時からD3久語の公開論文説明会が行われました。お疲れさまでした。
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日本甜菜製糖美幌製糖所見学

1月20日日本甜菜製糖美幌製糖所を見学させていただきました。帯広製糖所における製糖過程について、 原料のてんさいの貯蔵から最終製品であるてん菜糖の包装まで、詳しくご説明いただきました。 ご対応いただいた関係者の皆様大変お世話になりました。
まろやかてんさい糖

講演会開催予定

1月19日13時30分~、JAつべつで開催された「令和5年度 JAつべつ管内における各種実証・研究報告会」で田島准教授が 「寒冷地輪作とてん菜由来の糖蜜から作られる微生物セルロースナノファイバーが世界を変える」というタイトルで講演を行いました。農業生産者、関係者の方に現在の取り組みを知っていただく大変良い機会となりました。
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講義資料   
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「Kirara」5号機無事地球に帰還

「Kirara」5号機を搭載したドラゴン補給船SpX-29号機は、日本時間12月22日に国際宇宙ステーション(ISS)を離脱し、 翌日米国フロリダ沖へ着水、無事に地球へ帰還しました。日本に資料が到着次第、宇宙でつくられたバクテリアセルロースの解析を行います。 解析結果については来年度のセルロース学会等で奉公する予定です。
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冬季中間報告会、大掃除、忘年会開催

12月20、21日に冬季中間報告会、22日に大掃除を行いました。夕方から忘年会を開催し、大いに盛り上がりました。 今年は6階から機器などを4階に移動し、ハード面では整備がほぼ完了しました。引っ越し作業や片付けなどお疲れさまでした。

講演会開催

12月12日13時~、フロンティア応用科学研究棟2階、レクチャー(鈴木)ホールで「宇宙でのモノ創り」と題した講演会を開催しました。 対面、オンラインを含めて30人以上の方にご出席いただきました。いずれも大変興味深いご講演で、地上での新しいモノ創り、そして将来宇宙でのモノ創りにつながる新しい手法としての可能性を改めて感じました。 ご講演いただいた先生方、ご出席いただいた皆様、誠に有り難うございました。

講演会開催予定

12月12日13時~、フロンティア応用科学研究棟2階、レクチャー(鈴木)ホールで「宇宙でのモノ創り」と題した講演会を開催します。 皆様お誘いあわせの上ご参加ください。
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インタビュー記事掲載@AERA.com

AERA.comにインタビュー記事が掲載されました。 ナタデココに関する記事ですが、ナタデココの新しい用途ということで当研究室の取り組みが消化されています。
インタビュー記事はこちらから

2回目の酢酸菌打ち上げ成功!

2023年11月10日10時28分(日本時間)、JAMSS(有人宇宙システム株式会社)の高品質タンパク質結晶生成サービス「Kirara」5号機が、Space-X社製ファルコン9ロケット(CRS-29)に搭載され、国際宇宙ステーション(ISS)へ打ち上げられ ました。明日ISSへドッキングし、11月13日に欧州コロンバス実験モジュールのICE Cubes施設に設置される予定です。約1ヶ月間かけ てバクテリアセルロースの合成を行い、12月14日に地球へ帰還します。

★以下のYoutubeリンクより、本日の打上げの録画映像をご覧いただけます。
打ち上げ映像はコチラ!
(28分頃から再生すると、打上げ1分前となりちょうど良いです)

★スケジュール
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10月25日(水) 日本から米国へ宇宙実験試料を発送済【完了】

11月02日(木) 米国フロリダ州ケネディ宇宙センターに到着済【完了】

11月08日(水) 試料をKirara装置に格納し、ロケットに搭載済【完了】

11月10日(金) Space-X社製ファルコン9ロケット(CRS-29)にて打上げ【完了】

11月11日(土) 国際宇宙ステーションへ到着予定

11月13日(月) 欧州コロンバス実験モジュールのICE Cubes施設に設置予定

12月14日以降 地球へ帰還予定
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Techtraverse Open Inovation Day

10月25、26日にベトナムホーチミンで開催された Techtraverse Open Inovation Day に出展しました。沢山の方にブースにお越しいただき、情報交換を行いました。 また、田島准教授が、10月26日(木)に「Development of Bacterial Cellulose Nano-Fiber (BCNF) and collaboration with companies」というタイトルで講演を行いました。
写真はコチラ! 詳細はコチラから

助成金採択

積水化学グループでは、自然に学んだサイエンスの知見や自然の機能をものづくりに活用する研究を支援するために、「積水化学 自然に学ぶものづくり 研究助成プログラム」を、創立55周年記念事業の一環として、2002年度より毎年実施しています。今回田島准教授が提案した課題「生物におけるセルロース繊維形成メカニズムを模倣した高強度繊維材料の創製」が採択され、オンラインで授賞式が行われました。生物におけるセルロース繊維形成メカニズムを模倣し、セルロースナノファイバーから高強度繊維材料を創製します。
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ふじのくにセルロ-ス循環経済国際展示会

10月2日(13時~16時)、3日(9時~16時)にふじさんめっせ(静岡県富士市)で開催されたふじのくにセルロース 循環経済国際展示会に出展しました。 沢山の方にお越しいただき、情報交換を行いました。
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第30回セルロース学会年次大会 優秀ポスター賞受賞

星野(M2)と金子(M1)が第30回セルロース学会年次大会で優秀ポスター賞を受賞しました! おめでとうございます。
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第30回セルロース学会

9月28,29日に第30回セルロース学会(広島)が行われました。
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ICC2022+1

9月26~28日にICC2022+1(広島)が行われました。
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アグリシーズセミナー

9月12日(火)に北農ビル19階会議室で行われたアグリシーズセミナー「未来を拓く植物由来の北海道発新素材~シーズ開発から事業化へ」において、田島准教授が「寒地畑輪作の基幹作物であるテンサイと微生物が作るナノセルロースが世界を変える」 というタイトルで講演を行いました。多くの方にお越しいただき、現在研究室で行っている取り組みを知っていただく大変良い機会となりました。
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展示会参加予告

10月2日(13時~16時)、3日(9時~15時)に開催されるふじのくにセルロース 循環経済国際展示会に出展します。
詳細、事前登録はこちらから

新装置の導入(AKTA pure)

当研究室にタンパク精製用クロマトグラフィー(AKTA pure)が納品されました。セルロース合成酵素複合体などのタンパク質の精製に使用する予定です。
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第75回日本生物工学会大会

9月3~5日に第75回日本生物工学会大会(名古屋)が行われました。当研究室から は金子(M1)が口頭発表を行いました。
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第15回ロバスト農林水産工学「科学技術先導研究会」

TKP 品川グランドセントラルタワーカンファレンスセンター3階ホール3Bで行われた第15回ロバスト農林水産工学「科学技術先導研究会」において、田島准教授が「NFBC の大量生産と用途」 というタイトルで講演を行いました。ロバスト研究会会員を含む多くの方にお越しいただき、現在研究室で行っている取り組みを知っていただく大変良い機会となりました。

北海道高分子若手の会&サマユニ

定山渓温泉鹿の湯で開催された、高分子若手の会&サマユニに参加しました。若手の会で、研究員の高山、M1の河端、前田、田中、B4の石堂がポスター発表を行いました。
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International Polymer Conference (IPC) 2023 Young Scientist Poster Award 受賞award

D1のハミダさんが、IPC 2023でYoung Scientist Poster Awardを受賞しました。おめでとうございます!
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シンポジウム参加予告

8月30日(水)に北TKP 品川グランドセントラルタワーカンファレンスセンター 3階 ホール3Bで行われる第15回ロバスト農林水産工学「科学技術先導研究会」において、田島准教授が「NFBC の大量生産と用途」 というタイトルで講演を行います。
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シンポジウム参加予告

9月12日(火)に北農ビル19階会議室で行われるアグリシーズセミナー「未来を拓く植物由来の北海道発新素材~シーズ開発から事業化へ」において、田島准教授が「寒地畑輪作の基幹作物であるテンサイと微生物が作るナノセルロースが世界を変える」 というタイトルで講演を行います。
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大学院入試お疲れ様でした!

B4の皆さん大学院入試お疲れ様でした!
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藤原先生ご昇進おめでとうございます!

助教の藤原先生が北海道大学化学反応創成研究拠点(ICReDD)の特任准教授として転出されました。ご昇進おめでとうございます。
ICReeDのHPはコチラ!

13th SPSJ International Polymer Conference (IPC 2023)

7月19日~21日に札幌コンベンションセンターで開催された13th SPSJ International Polymer Conference (IPC 2023) に参加しました。当研究室からはD3の久語とD1のハミダが発表を行いました。
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論文公開award

高分子化学研究室との共同研究の成果が江部くんを筆頭著者として Angewandte Chemie に掲載されました。 本報告ではロタキサンの形で多環状高分子を取り込んだネットワークポリマーの合成に成功し、この巨大なロタキサンを 「マクロロタキサン」と名付けました。マクロロタキサンは環状高分子のリングの数や大きさを自在にアレンジ できるため構造や分子設計に非常に大きな自由度があり、今後幅広い用途への応用が期待されます。
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てん菜研究会

7月19日に北農ビル19階会議室で開催されたてん菜研究会で田島准教授が「テンサイを利用した完全リサイクル可能な新素材 (微生物産生セルロースナノファイバー)の開発と利用」というタイトルで講演を行いました。100名を超す来場者にお越しいただき、 当研究室の取り組みを知ってもらう大変良い機会となりました。
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培養実験@日本甜菜製糖株式会社総合研究所訪問

日本甜菜製糖株式会社総合研究所を訪問してNFBCの効率的な生産に向けた培養実験を行いました。
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ファーマラボEXPO東京出展

7月5日~7日に東京ビッグサイトで開催されたファーマラボEXPO東京 (https://www.interphex.jp/tokyo/ja-jp/search/2023/directory/directory-details.org-276fd45b-1d8d-4ff9-8d26-649270c97cba.html#/)に出展しました。
沢山の方にブースにお越しいただき、情報交換を行いました。 また、田島准教授が、7月7日(金)に「バクテリア由来セルロースナノファイバーの 構造・物性とその応用例」というタイトルで講演を行い、30名の方が聴講しました。
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シンポジウム参加予告

7月19日(水)に北農ビル19階会議室で行われるグリーンテクノバンクてん菜研 究会第21回技術研究発表会において、田島准教授が「テンサイを利用した完全リ サイクル可能な新素材(微生物産生セルロースナノファイバー)の開発と利用」 というタイトルで講演を行います。
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展示会参加予告

7月5日~7日に東京ビッグサイトで開催されるファーマラボEXPO東京 (https://www.interphex.jp/tokyo/ja-jp/about/prd.html) に出展します。田島准教授が、7月7日(金)14時40分~「バクテリア由来セルロースナノファイバー の構造・物性とその応用例」というタイトルで講演を行います
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合同ジンパ開催

高分子化学研究室、分子集積化学研究室、生物分子化学研究室で合同ジンギスカ ンパーティーを行いました。フランスCERMAVからのお客様、台湾・中国からイン ターンシップ学生、教職員、ポスドク、学生を含め約30人が懇親を深めました。

第72回高分子学会年次大会 優秀ポスター賞受賞award

河端(M1)が第72回高分子学会年次大会で優秀ポスター賞を受賞しました! おめでとうございます。
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東京農工大学小瀬先生と平野さんが研究室に来られました。

以前ポスドクをされていた東京農工大学大学院農学研究科の小瀬准教授と学生の平野さんが研究室に来られました。平野さんは6月5日~8日まで研究室でNFBCのシート化と引張試験の実験を行いました。お二人を歓迎するため今年度最初のジンギスカンを行いました。
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論文公開award

高分子化学研究室との共同研究の成果が海老井くんを筆答著者として、Polymer Chemistry に掲載されました(IF=5.364)。環化重合により多環状ポリスチレンの系統的な合成に成功し、多環状構造が諸物性に与える影響を系統的に評価しました。さらにポリスチレンセグメントを有する多環状コポリマーの合成にも成功しました。
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第72回高分子学会年次大会

5月24、25日に第72回高分子学会年次大会(高崎)が行われました。当研究室からは田島先生、久語(D3)、ハミダ(D1)、星野(M2) 、金子(M1)、河端(M1)がポスター発表を行いました。お疲れ様でした。
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ソフトボール大会

ソフトボール大会に出場しました!皆さん大健闘でした。
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論文公開award

高分子化学研究室、東京大学五十嵐先生、砂川先生との共同研究の成果が勝原くんを 筆答著者として、Carbohydrate Polymers に掲載されました (IF=10.723)。様々な 置換度のアセチルセルロースとポリデカノラクトンとのトリブロックコポリマー (AcCelx-b-PDL-b-AcCelx) における構造、物性を評価しました。セルロースを含む新 たな熱可塑性エラストマーとしての利用が期待されます。
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AIKIリオテック訪問

AIKIリオテック社を訪問して実験を行いました。
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Natureオンライン版に特集企画記事が出ました

国際的な総合科学雑誌Natureオンライン版に、特集企画Focal Point on Bioplastics in Japanの一部として、記事広告「Bacterial cellulose comes out of the woodwork」が掲載されました。高分子化学研究室、当研究室のCOI-NEXTでの取り組み が紹介されています。
関連HPはコチラ! 特集全体はコチラ!

生理学研究所訪問

大学共同利用機関法人 生理学研究所 村田和義先生の研究室で実験を行いました。
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酢酸菌が宇宙から帰還しました!

セルロース(ナタデココ)合成菌が入った「Kirara」4号機を搭載したドラゴン 補給船(SpX-27号機)は、4月15日に国際宇宙ステーション(ISS)を離脱し、翌 日米国メキシコ湾沖へ着水、無事に地球へ帰還しました。4月18日、「Kirara」4 号機はケネディ宇宙センターから発送されました。到着後、生成物の解析を行う 予定です。
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新年度スタート!

生物分子化学研究室の新年度がスタートしました。九州大学から高山剛さん、B4 の4人が新たに研究室に加わりました。1年間怪我をしないように、One Teamで研 究室を盛り上げていきましょう!

2022年度学位授与式

2022年度の学位授与式(卒業式)が行われました。おめでとうございます。

工学部長賞受賞award

河端(B4)が工学部長賞を受賞しました。おめでとうございます。

バイオ有機素材の宇宙リサイクルシステム開発に関する講演会開催

東京大学One Earth Guardians育成プログラムとの共催で LUC Lecture「アート× サイエンスで語る、バイオ素材の可能性 -宇宙で作って宇宙でこわす 持続可能 なものづくり-」を開催しました。田島准教授が講演を行いました。

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酢酸菌の打ち上げ成功!

2023年3月15日9時30分(日本時間)、JAMSS(有人宇宙システム株式会社)の高 品質タンパク質結晶生成サービス「Kirara」4号機が、Space X社のドラゴン補給 船27号機(SpX-27)に搭載され、国際宇宙ステーション(ISS)へ打ち上げられ ました。翌日ISSへドッキングし、3月18日にSpace Applications Services社の ICE Cubes Facilityに搭載され、実験を開始しました。この後、約1ヶ月間かけ てバクテリアセルロースの合成を行います。

関連記事はコチラ! 打ち上げ映像はコチラ!

B4配属決定

新B4が4名配属になりました。

論文公開award

苫小牧高専甲野先生との共同研究の成果が ACS Applied Nano Materials に掲載 されました (IF=6.140)。4級アンモニウム塩のNFBCへの導入によるカチオン化に より、抗菌性材料、ナノフィラー、凝集剤としての利用が可能となりました。

https://doi.org/10.1021/acsanm.3c00616

修論発表会

M2の8名が修論発表を行いました!大学院生活の最後を飾る素晴らしい発表でした!

卒論発表会

B4の4名が鈴木章ホールで卒論発表を行いました!皆さん素晴らしい発表でした!

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節分・豆まき

研究室で豆まきをしました!鬼を追い払ってたくさんの福を取り込みました👹

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論文公開award

分子集積化学研究室の山本先生との共同研究の成果が Polymers に掲載されまし た (IF=4.967)。重合度が14から43の環状ポリ(3-ヘキシルチオフェン)を合成し, その環状トポロジーに起因する酸化還元挙動を調査しました。 "Molecular Weight-Dependent Oxidation and Optoelectronic Properties of Defect-Free Macrocyclic Poly(3-hexylthiophene)"

https://www.mdpi.com/2073-4360/15/3/666

第57回高分子学会北海道支部 研究発表会award

1月23日に第57回高分子学会北海道支部研究発表会が開催され、金子(B4)が最優秀ポスター賞を受賞しました!おめでとうございます!

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第7回農水産支援技術展 沖縄

12月6、7日に第7回農水産支援技術展(沖縄)が開催されました。当研究室から田島先生と高濱(PhD)がロバスト農水産工学国際連携研究教育拠点としてNFBCの出展を行いました。お疲れ様でした!

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新装置の導入(UV-VIS)

当研究室に紫外可視分光光度計(UV-VIS)が納品されました。定量分析やカイネティクス、バイオメソッドなど多様な測定モードでの測定が可能です。

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ふじのくにCNF総合展示会

11月8日にふじのくにCNF展示会(富士)が開催されました。当研究室から田島先生がアカデミックブースでNFBCの展示を行いました。お疲れ様でした!

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論文公開award

分子集積化学研究室の山本先生との共同研究の成果が Polymers に掲載されまし た (IF=4.967)。環状ポリマーが直鎖状ポリマーに比べてAgNPsに優れた安定性を 付与していることを明確にしました。また、環状ポリエチレングリコールの使用 によりコロイド安定性が向上したことで、高い耐塩性を利用した生体系への応用 が可能になりました。 "Size Control and Enhanced Stability of Silver Nanoparticles by Cyclic Poly(Ethylene Glycol)"

https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acs.macromol.2c00656

論文公開award

高分子化学研究室との共同研究の成果がMacromolecules に掲載されました (IF= 6.057)。 アルカリ金属カルボン酸塩がエポキシドおよびエピスルフィドの開環 重合にシンプルかつ効率的な触媒として使用でき,コントロール可能な分子量お よび低分散性を有するポリエーテルおよびポリチオエーテルを得ることができる ことを実証しました。 "Polyether/Polythioether Synthesis via Ring-Opening Polymerization of Epoxides and Episulfides Catalyzed by Alkali Metal Carboxylates"

https://www.mdpi.com/2073-4360/14/21/4535

Fibnano工場が北海道新聞に掲載されました!

10月21日の北海道新聞に江別市のFibnano工場が掲載されました!テンサイ製造時の廃棄物を原料として得られるFibnano(NFBC)は環境に優しい新材料として、研究開発・利用拡大が期待されます。

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修了おめでとうございます!

9月26日に学位授与式が行われ、ハミダ(M2)が修士課程を修了しました。10月からは博士過程に進学します!

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Fibnano工場見学

江別市にある草野作工株式会社Fibnano工場を見学しました。この工場ではNFBCを年間200トン製造することができます。

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論文公開award

高分子化学研究室との共同研究の成果が、磯野先生を筆頭著者として Biomacromolecules(IF= 6.978)に掲載されました。国立清華大学のChen先生と CERMAVのBorsali先生との国際共著でもあります。 マルトオリゴ糖とソラネソー ルからなる単分散ブロックコオリゴマーのミクロ相分離により、糖質ミクロドメ インを有する様々なナノスケールのモルフォロジーを構築することに成功しまし た。従来のLAM、HEX、BCCだけでなく、GYR、HPL、Fdddネットワーク形態を持つ ナノ材料へのアクセスが可能になりました。 "Tailored Solid-State Carbohydrate Nanostructures Based on Star-Shaped Discrete Block Co-Oligomers"

https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acs.biomac.2c00813

論文公開award

高分子化学研究室との共同研究の成果が Polymer Chemistry に掲載されました( IF=5.364)。 ピバリン酸セシウムを触媒とした、エポキシドと無水トリメリット 酸の開環交互共重合によるハイパーブランチポリエステル(HBPE)の新規合成法を 開発しました。無水物、エポキシドおよびアルコール開始剤を適切に選択するこ とで、異なる骨格構造を持つ様々なHBPEを得ることができます。その汎用性と簡 便性より添加剤やバイオメディカルなど幅広い用途で利用できる可能性がありま す。 "Synthesis of Hyperbranched Polyester via Ring-opening Alternating Copolymerisation of Epoxide with Cyclic Anhydride having a Carboxyl Group"

https://pubs.rsc.org/en/Content/ArticleLanding/2022/PY/D2PY00571A

37th Summer University in Hokkaidoaward

8月17日、18日に37th Summer University in Hokkaidoが開催されました。当研究室から久語(D2)、ハミダ(M2)、岡(M2)、辻崎(M2)がポスター発表を行い、久語・辻崎が優秀ポスター賞を受賞しました!お疲れ様でした。

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修論発表会・ハミダ

M2のハミダが修論発表を行いました。お疲れ様です!

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セルロース学会第29回年次大会

7月21日、22日にセルロース学会第29回年次大会(金沢)が行われました。当研究室からは高濱(PhD)、久語(D2)、ハミダ(M2)、辻崎(M2)がポスター発表を行いました。お疲れ様でした。

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共用スペース

新しく共用スペースが使えるようになりました!

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論文公開award

高分子化学研究室の磯野先生との共同研究の成果がNanomaterials(MDPI)に掲載されました(IF=5.076)。オリゴ糖とオリゴジメチルシロキサンを用いた糖-無機ハイブリッドブロック共重合体の合成に成功し、その自己組織化により超微細な周期間隔(5.0-5.9 nm)を持つGYR、非対称LAM、対称LAMナノ構造体が生成することを明らかにしました。
"Fabrication of Ultrafine, Highly Ordered Nanostructures Using Carbohydrate-Inorganic Hybrid Block Copolymers"

論文公開award

ハミダ(M2)の研究成果がComposites Part A : Applied Science and Manufacturing (ELSEVIER)に掲載されました(IF=7.664)。ヒドロキシプロピルセルロースを分散剤として調製したナノフィブリル化バクテリアセルロース(HP-NFBC)にε-CLをグラフト化することによって、PCL樹脂単体の機械的特性の向上を達成しました。
"Improving the mechanical properties of polycaprolactone using functionalized nanofibrillated bacterial cellulose with high dispersibility and long fiber length as a reinforcement material"

論文公開award

分子集積化学研究室の山本先生との共同研究の成果がPolymer(IF=4.329)に掲載されました。
"Topology and Sequence-Dependent Micellization and Phase Separation of Pluronic L35, L64, 10R5, and 17R4: Effects of Cyclization and the Chain Ends"

観葉植物🌱

研究室に緑が増えました。大事に育てていきましょう!

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新装置の導入(DLS)

当研究室に動的光散乱光度計(DLS)が納品されました。ゼータ電位、粒子径、分子量測定に加え、マイクロレオロジー測定やゲルの網目構造解析もできる優れ物です!

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練習実験の様子

B4の学生さん、毎日実験頑張っています!

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生物分子化学研究室発足

田島健次准教授、谷博文准教授、藤原政司助教の三名による、生物分子化学研究室が発足しました!

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