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生物分子をベースとした様々な課題の解決につながる材料・分析手法・治療法の開発


人間を含め生物には様々な種類が存在し、それぞれに様々な機能を有しています。また生物はタンパク質、多糖などの高分子を生産しており、これらは分析、環境循環型材料、医療用材料などとして活用することが可能です。 当研究室ではバクテリアや細胞、あるいはそれらが作るタンパク質、多糖などの生物分子をベースとして、様々な課題の解決につながる材料の開発、分析手法の開発、治療法の開発などを行っています。 昨今人間の社会活動に起因している温室効果ガスによる地球温暖化、異常気象、マクロプラスチックによる環境破壊などが大きな問題となっており、当研究室で取り組んでいる研究の成果をこれらを解決するための基礎技術に繋げたいと考えています。


Information

第72回高分子学会年次大会

5月24、25日に第72回高分子学会年次大会(高崎)が行われました。当研究室からは田島先生、久語(D3)、ハミダ(D1)、星野(M2) 、金子(M1)、河端(M1)がポスター発表を行いました。お疲れ様でした。
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ソフトボール大会

ソフトボール大会に出場しました!皆さん大健闘でした。
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論文公開

高分子化学研究室、東京大学五十嵐先生、砂川先生との共同研究の成果が勝原くんを 筆答著者として、Carbohydrate Polymers に掲載されました (IF=10.723)。様々な 置換度のアセチルセルロースとポリデカノラクトンとのトリブロックコポリマー (AcCelx-b-PDL-b-AcCelx) における構造、物性を評価しました。セルロースを含む新 たな熱可塑性エラストマーとしての利用が期待されます。
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AIKIリオテック訪問

AIKIリオテック社を訪問して実験を行いました。
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Natureオンライン版に特集企画記事が出ました

国際的な総合科学雑誌Natureオンライン版に、特集企画Focal Point on Bioplastics in Japanの一部として、記事広告「Bacterial cellulose comes out of the woodwork」が掲載されました。高分子化学研究室、当研究室のCOI-NEXTでの取り組み が紹介されています。
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生理学研究所訪問

大学共同利用機関法人 生理学研究所 村田和義先生の研究室で実験を行いました。
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酢酸菌が宇宙から帰還しました!

セルロース(ナタデココ)合成菌が入った「Kirara」4号機を搭載したドラゴン 補給船(SpX-27号機)は、4月15日に国際宇宙ステーション(ISS)を離脱し、翌 日米国メキシコ湾沖へ着水、無事に地球へ帰還しました。4月18日、「Kirara」4 号機はケネディ宇宙センターから発送されました。到着後、生成物の解析を行う 予定です。
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新年度スタート!

生物分子化学研究室の新年度がスタートしました。九州大学から高山剛さん、B4 の4人が新たに研究室に加わりました。1年間怪我をしないように、One Teamで研 究室を盛り上げていきましょう!

2022年度学位授与式

2022年度の学位授与式(卒業式)が行われました。おめでとうございます。

工学部長賞受賞

河端(B4)が工学部長賞を受賞しました。おめでとうございます。

バイオ有機素材の宇宙リサイクルシステム開発に関する講演会開催

東京大学One Earth Guardians育成プログラムとの共催で LUC Lecture「アート× サイエンスで語る、バイオ素材の可能性 -宇宙で作って宇宙でこわす 持続可能 なものづくり-」を開催しました。田島准教授が講演を行いました。

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酢酸菌の打ち上げ成功!

2023年3月15日9時30分(日本時間)、JAMSS(有人宇宙システム株式会社)の高 品質タンパク質結晶生成サービス「Kirara」4号機が、Space X社のドラゴン補給 船27号機(SpX-27)に搭載され、国際宇宙ステーション(ISS)へ打ち上げられ ました。翌日ISSへドッキングし、3月18日にSpace Applications Services社の ICE Cubes Facilityに搭載され、実験を開始しました。この後、約1ヶ月間かけ てバクテリアセルロースの合成を行います。

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B4配属決定

新B4が4名配属になりました。

論文公開

苫小牧高専甲野先生との共同研究の成果が ACS Applied Nano Materials に掲載 されました (IF=6.140)。4級アンモニウム塩のNFBCへの導入によるカチオン化に より、抗菌性材料、ナノフィラー、凝集剤としての利用が可能となりました。

https://doi.org/10.1021/acsanm.3c00616

修論発表会

M2の8名が修論発表を行いました!大学院生活の最後を飾る素晴らしい発表でした!

卒論発表会

B4の4名が鈴木章ホールで卒論発表を行いました!皆さん素晴らしい発表でした!

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節分・豆まき

研究室で豆まきをしました!鬼を追い払ってたくさんの福を取り込みました👹

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論文公開

分子集積化学研究室の山本先生との共同研究の成果が Polymers に掲載されまし た (IF=4.967)。重合度が14から43の環状ポリ(3-ヘキシルチオフェン)を合成し, その環状トポロジーに起因する酸化還元挙動を調査しました。 "Molecular Weight-Dependent Oxidation and Optoelectronic Properties of Defect-Free Macrocyclic Poly(3-hexylthiophene)"

https://www.mdpi.com/2073-4360/15/3/666

第57回高分子学会北海道支部 研究発表会award

1月23日に第57回高分子学会北海道支部研究発表会が開催され、金子(B4)が最優秀ポスター賞を受賞しました!おめでとうございます!

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第7回農水産支援技術展 沖縄

12月6、7日に第7回農水産支援技術展(沖縄)が開催されました。当研究室から田島先生と高濱(PhD)がロバスト農水産工学国際連携研究教育拠点としてNFBCの出展を行いました。お疲れ様でした!

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新装置の導入(UV-VIS)

当研究室に紫外可視分光光度計(UV-VIS)が納品されました。定量分析やカイネティクス、バイオメソッドなど多様な測定モードでの測定が可能です。

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ふじのくにCNF総合展示会

11月8日にふじのくにCNF展示会(富士)が開催されました。当研究室から田島先生がアカデミックブースでNFBCの展示を行いました。お疲れ様でした!

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論文公開

分子集積化学研究室の山本先生との共同研究の成果が Polymers に掲載されまし た (IF=4.967)。環状ポリマーが直鎖状ポリマーに比べてAgNPsに優れた安定性を 付与していることを明確にしました。また、環状ポリエチレングリコールの使用 によりコロイド安定性が向上したことで、高い耐塩性を利用した生体系への応用 が可能になりました。 "Size Control and Enhanced Stability of Silver Nanoparticles by Cyclic Poly(Ethylene Glycol)"

https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acs.macromol.2c00656

論文公開

高分子化学研究室との共同研究の成果がMacromolecules に掲載されました (IF= 6.057)。 アルカリ金属カルボン酸塩がエポキシドおよびエピスルフィドの開環 重合にシンプルかつ効率的な触媒として使用でき,コントロール可能な分子量お よび低分散性を有するポリエーテルおよびポリチオエーテルを得ることができる ことを実証しました。 "Polyether/Polythioether Synthesis via Ring-Opening Polymerization of Epoxides and Episulfides Catalyzed by Alkali Metal Carboxylates"

https://www.mdpi.com/2073-4360/14/21/4535

Fibnano工場が北海道新聞に掲載されました!

10月21日の北海道新聞に江別市のFibnano工場が掲載されました!テンサイ製造時の廃棄物を原料として得られるFibnano(NFBC)は環境に優しい新材料として、研究開発・利用拡大が期待されます。

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修了おめでとうございます!

9月26日に学位授与式が行われ、ハミダ(M2)が修士課程を修了しました。10月からは博士過程に進学します!

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Fibnano工場見学

江別市にある草野作工株式会社Fibnano工場を見学しました。この工場ではNFBCを年間200トン製造することができます。

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論文公開

高分子化学研究室との共同研究の成果が、磯野先生を筆頭著者として Biomacromolecules(IF= 6.978)に掲載されました。国立清華大学のChen先生と CERMAVのBorsali先生との国際共著でもあります。 マルトオリゴ糖とソラネソー ルからなる単分散ブロックコオリゴマーのミクロ相分離により、糖質ミクロドメ インを有する様々なナノスケールのモルフォロジーを構築することに成功しまし た。従来のLAM、HEX、BCCだけでなく、GYR、HPL、Fdddネットワーク形態を持つ ナノ材料へのアクセスが可能になりました。 "Tailored Solid-State Carbohydrate Nanostructures Based on Star-Shaped Discrete Block Co-Oligomers"

https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acs.biomac.2c00813

論文公開

高分子化学研究室との共同研究の成果が Polymer Chemistry に掲載されました( IF=5.364)。 ピバリン酸セシウムを触媒とした、エポキシドと無水トリメリット 酸の開環交互共重合によるハイパーブランチポリエステル(HBPE)の新規合成法を 開発しました。無水物、エポキシドおよびアルコール開始剤を適切に選択するこ とで、異なる骨格構造を持つ様々なHBPEを得ることができます。その汎用性と簡 便性より添加剤やバイオメディカルなど幅広い用途で利用できる可能性がありま す。 "Synthesis of Hyperbranched Polyester via Ring-opening Alternating Copolymerisation of Epoxide with Cyclic Anhydride having a Carboxyl Group"

https://pubs.rsc.org/en/Content/ArticleLanding/2022/PY/D2PY00571A

37th Summer University in Hokkaidoaward

8月17日、18日に37th Summer University in Hokkaidoが開催されました。当研究室から久語(D2)、ハミダ(M2)、岡(M2)、辻崎(M2)がポスター発表を行い、久語・辻崎が優秀ポスター賞を受賞しました!お疲れ様でした。

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修論発表会・ハミダ

M2のハミダが修論発表を行いました。お疲れ様です!

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セルロース学会第29回年次大会

7月21日、22日にセルロース学会第29回年次大会(金沢)が行われました。当研究室からは高濱(PhD)、久語(D2)、ハミダ(M2)、辻崎(M2)がポスター発表を行いました。お疲れ様でした。

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共用スペース

新しく共用スペースが使えるようになりました!

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論文公開award

高分子化学研究室の磯野先生との共同研究の成果がNanomaterials(MDPI)に掲載されました(IF=5.076)。オリゴ糖とオリゴジメチルシロキサンを用いた糖-無機ハイブリッドブロック共重合体の合成に成功し、その自己組織化により超微細な周期間隔(5.0-5.9 nm)を持つGYR、非対称LAM、対称LAMナノ構造体が生成することを明らかにしました。
"Fabrication of Ultrafine, Highly Ordered Nanostructures Using Carbohydrate-Inorganic Hybrid Block Copolymers"

論文公開award

ハミダ(M2)の研究成果がComposites Part A : Applied Science and Manufacturing (ELSEVIER)に掲載されました(IF=7.664)。ヒドロキシプロピルセルロースを分散剤として調製したナノフィブリル化バクテリアセルロース(HP-NFBC)にε-CLをグラフト化することによって、PCL樹脂単体の機械的特性の向上を達成しました。
"Improving the mechanical properties of polycaprolactone using functionalized nanofibrillated bacterial cellulose with high dispersibility and long fiber length as a reinforcement material"

論文公開award

分子集積化学研究室の山本先生との共同研究の成果がPolymer(IF=4.329)に掲載されました。
"Topology and Sequence-Dependent Micellization and Phase Separation of Pluronic L35, L64, 10R5, and 17R4: Effects of Cyclization and the Chain Ends"

観葉植物🌱

研究室に緑が増えました。大事に育てていきましょう!

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新装置の導入(DLS)

当研究室に動的光散乱光度計(DLS)が納品されました。ゼータ電位、粒子径、分子量測定に加え、マイクロレオロジー測定やゲルの網目構造解析もできる優れ物です!

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練習実験の様子

B4の学生さん、毎日実験頑張っています!

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生物分子化学研究室発足

田島健次准教授、谷博文准教授、藤原政司助教の三名による、生物分子化学研究室が発足しました!

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